20回目の命日

 20年前の朝、母は逝った。静かに、ひっそりと。
 先月の新潟でわかったこと。56年の短い人生だったけど、母はきっと幸せだったと思う。
 「母親」を経験させてもらって、こころからそう思った。
 毎年毎日、もしかしたら一秒一秒成長している娘のそばに居られる時間は限られている。
 つながっている時間と出会った奇跡をたいせつに胸にしまっておこう。
 
 45年前に産んでくれた娘は、ばたばたしながらもちゃんと幸せです。
 安心してね。

ヴォヤージュ

ヴォヤージュ