はまりまくってるケド…
のだめカンタービレのドラマが始まってから、ちょっとテンションが上がりっぱなし。マンガもついに10巻目まで買ってしまった。。。娘も夫まではまってしまい、夫も「16巻までしか出てないのか〜もっと読みたいなぁ」などと言う始末。
寝る前に読むと、面白くて興奮して寝付けないのよぉ。まったくぅ。
のだめはクラッシック音楽で、音大も出ていない私とはレベルが違うんだけど…。
20歳で上京して、バンドのヴォーカルで一旗挙げるぜぇ!(古!)と走り回ったものの、オーデションもだめ、福岡でのツテもだめ、結局エレクトーン講師になるしかなかった。とは言っても、講師になるためのグレード(懐かしい〜)もまだ取れていなかったし、朝昼晩、勉強して練習したなぁ。
講師になるためにはもちろんピアノや楽典も必要で、まったく知識ゼロからはじめたもんだから必死のぱっち。
上京の言い訳として、通っていた新宿の音楽専門学校は怪しかったけど、講師はなかなか優秀だった。忘れられないのは、ピアノの先生。
なんでそんなに怒られていたのか、もう忘れたけど、あのレッスンだけは今でも思い出す。
「あなた、いくつ?」(マニキュアの指を気にしながら先生が聞く)
「20です」
「そう、私その歳にはもう教えてたわよ」(ふぅー、とため息をつく)
「はい…」(つっー、と頬を伝う涙)
黒いアップライトピアノに映った先生の軽蔑のまなざしと自分への悔しさで泣いてしまった。それでもまったく動じない先生。
この時の悔しい気持ちが今のがんばる自分の原動力かもしれない。
広島に戻って講師になってからも、常に試験を受け続け、レッスンの日々。エレクトーン、ピアノ、ドラム、キーボード。。。講師の給料なんて、自分のレッスン料、楽譜代、CD代ですべてチャラ。それでも楽器は親に買ってもらっていたし、やっぱりお金かかってたのね…。(そういえば、このときサックスを始めたのであった!)
のだめを見て、マンガを読んでるとその時の自分に気持ちにトリップしてしまうのよねぇ。しみじみ。
「すいか」2003年の日テレのドラマ。すごく評判が良くて前から見たかった。
やっとレンタルで見つけて、第1話を見る。ヤバイ。いきなり涙が出るぅ。
涙腺が弱くなったし、誕生日以来なんかやたらはまることが多くて困る。
小林聡美、もたいまさこ。(「かもめ食堂」思い出すわ)これだけでぐっとくるのに、浅丘ルリ子が素晴らしい!明日が返却日なので、今晩見なくっちゃ。