いい天気だったわぁ
3連休の最終日、やっと外出できた。ルーブル美術館展とプライスコレクション展、共に最終日。駆け足だったけど、とにかく行ったぞ〜!両方ともすごい人だったけど、プライスコレクションの方がだんぜん良かった。日本画は今までちゃんと見に行った事がなかったから、こんなに迫力があるなんてびっくり…。それぞれの図録とプライスコレクション特集があった雑誌「和楽」も購入、やたら重たかった!
「ルーブル美術館展ー古代ギリシア芸術・神々の遺産-」京都市美術館
う〜ん、思っていたより、迫力がなかったような気が…。彫刻像で言えば、フィレンツェのダビデ像(とにかく大きかったし、すごい筋肉、美しいお尻!舐めまわすように見入ってしまった…。撮った写真も笑うほどお尻のアップばっかり!)とバチカンのピエタ!これを超えるものはまだ見ていないなぁ。
(と、いいながら大英博物館も、ルーブル美術館も行ってません。。。。)
「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」京都国立近代美術館
無理して行って良かった!!エキセントリックと題されたコーナーでは、テレビなどで見た絵がたくさんあった。このブログでも使っている鳥獣花木図屏風もすごかったけど、息をのんだ屏風が!
『雪中松に兎・梅に鴉図屏風』葛蛇玉筆
全体に墨をひいて、漆黒の闇を作り出し、塗り残した白い紙地が樹木に振り積もった雪となり、吹き散らした胡粉は、降り続く雪となってあらわれる。闇のなかの鴉と雪のなかの兎という黒白の世界に息をのむ。(作品解説より)
見た瞬間、闇の中に降りしきる雪の冷たい音や風の音が耳元で鳴っていた。木の枝に止まっている鴉が震えているようにも見えた。
『鶴図屏風』伊藤若冲筆
私は鳥獣花木図屏風よりも、この略筆で鶴を書いているこの屏風の方が気に入った。「卵がコロン」?って思って解説を読んだら、やっぱり。
一双に連続する鶴の姿は、卵が転がっているようなリズム感にあふれている。(作品解説より)
ラウル・デュフィが大好きで、何年か前に娘を連れて三重県津市までデュフィ展を見に行ったこともある。自分でもすごいあほやなぁ、と変に感心するけどやっぱり本物を身近に見られる幸せには変えがたい。
このデュフィ展には、香川県高松市まで行った人も居るのよ〜。二人で盛り上がったけど、よく考えたら、彼女は画廊のオーナーで、プロなんですけどね。
長かった娘の熱もやっと下って、明日は学校に行ける…。でも2週間近く休んでしまった…。あああ…。