トラブルは続くよ〜

けたたましいベルの音が鳴って目が覚めた。夫の部屋のアラームだと思っていたらなんだかやたらと音が大きい。ドアを開けると廊下にもけたたましいアラーム音が…。隣やお向かいのドアも開いてみんな寝ぼけ眼で「???」。しかし音が消える気配がない。もしやして本当に火事??!!パジャマの上にコートを羽織って貴重品(後から見るとあんまり貴重品じゃなかったのよね、これが)とかばんを持って非常階段を下りる。あまり広くないロビーにたくさんの宿泊客が集まっていた。すぐに大きなサイレンとともに消防車が到着。マジっ?!と覗いていると、消防士もゆったりしていて年配マダムに「ボンジュール、マダン」なんて挨拶してるし。結局なんの説明もないまま、ロビー横の朝ごはん専用のカフェでコーヒーやら朝ご飯を食べておもむろに部屋に帰ったのでした。これが、朝6時過ぎ。ま、朝食は朝6時半からなので少しだけ早く起こされただけなのだが、この後が大変だった。警報が鳴ったため、エレベーターが停止したまま。部屋は12階。降りるときは必死だったけど、まさか12階まで階段で上がることになるとは…。私も最後のほうはふらふらだったけど、気の毒なのはかなりファットなマダムがふーふーいいながら階段を上がっていたこと。いつも朝のカフェでお会いするのだが、かわいい3人のお子さんがいるのだが、あんなにかわいいあのお嬢ちゃんも将来はあんなになってしまうのか…と余計な心配かしらん。