死と身体 コミュニケーションの磁場 内田樹著

 たくさんある内田氏の著書から、最初に選んだのがこの本。今月末にある朝日カルチャー講座で茂木健一郎氏と内田樹氏の対談がある。私にとってこの上なく幸せな対談企画!!で、早速読んでみた。
 これがこれが…。茂木氏の文章と同じく、「すとん」と腑に落ちてくる。「ほー、そういうことだったか!」と何度もうなずいていた。橋爪大三郎「はじめての構造主義」を読んだとき「わかる、わかる」と思っていたつもりだったが、「死と身体」を読んだら、不安になってきた。まったく印象が違うのよねぇ…。まだ可愛い後輩に貸したままなので、覚えているうちに読み直したくなった。
 専門はフランス現代思想、映画論、武道論。去年パワーヨガをはじめてから自分の「身体の声」を聴くことの快感を覚えてしまった。テニスも面白いけど、走ることやヨガで呼吸とともに動くことが一番のストレス発散になっている。そうそう先週は久々に6キロ走って気持ち良かった〜!!今月はついに「鍼灸」に行ったし、「身体」にかけるコストは上がりっぱなしじゃ…。

死と身体―コミュニケーションの磁場 (シリーズ ケアをひらく)

死と身体―コミュニケーションの磁場 (シリーズ ケアをひらく)