12月4日さとがえるコンサート 矢野顕子

Piano Nightly ちょっと古いけど、大好きなアルバム
 今年も行ってきました。矢野顕子コンサート。これに行かないと年が越せない!は大げさだけど、あっこちゃんの演奏を聴きながら今年はこうだった、この曲を聞いていたあの年はほんとにしんどかったなぁ…とか。なんと「さとがえるコンサート」は今回で10周年なんだそうです。
 京都に来てから、ほぼ毎年通っているはず。昨年まではだいたい託児付だったのに今年はライブハウスだったからなかったのか、ちょっと残念。昨年も確か娘を託児室に預けたし。
 もうひとつの残念は、あっこちゃんのコンサートで[音]を気にすることなんてなかったのに、今年は妙に音のバランスが気になった。あっこちゃんの声があんまり聞こえない!ドラムのクリフさんはすんごい大きな音なので、2階席の奥までずんずん響いてました。まぁ、ライブハウスだし、ピアノも音が???って…。途中から慣れたけど、もうちょっとあっこちゃんの声が聞きたかったなぁ。
 今回は私が高校時代に出ていた「ご飯ができたよ」から2,3曲歌ってたと思う。
 バンドの友だちと2人、ピアノの前で何時間もあっこちゃんの歌を弾きながら歌ってたことを思い出して泣きそうになった。
 そうそう、今年はねぇ客席が面白かった。私の前にはどうみてもあっこちゃんの音楽を聴くような人ではない(あくまで見た目よ)サラリーマン風のおじさんが一人できていたし、斜め前には、カップルの男子がヘッドバンギングをしている!!おおお!!確かに、このトリオはほんとにほんとに上手くて、勝手に体が動き出すほどカッコいい!ほんとクールでタイトで、でもあったかい!こんな音楽が演奏できるのはあっこちゃんだけ!と、興奮してしまった。。。。
 衣装もかわいくて、となりの20代らしき女性が「カワイイっ!」と叫んでたし。
 実はデビューして今年は30周年!!もう何もかもが「余裕」であふれている。内外のミュージシャンもひれ伏す唯一無二の才能、でもすんごい努力と大きな葛藤といろんなことがあると思うんだけど、それをふわりと包み込んでしまうあの大きさは何なのでしょう?!
 大人のかわいさ=余裕なのねぇ…としみじみ感じた夜でしたわ。 仕事でも家でもカリカリしている自分、モデルにするには大きすぎるあっこさまですが、大好きなピアノを弾いて歌っている矢野顕子を感じられる年末のコンサート、来年も楽しみにしてます。
 たまには京都で演ってください!!


今のBGMはビル・エバンス
You Must Believe in Spring