半身浴&読書

愛する村上春樹の短編集「東京奇譚集」、毎日一つずつ読んでます。胸から上を出して、湯船にふたして、その上にタオルを引いて、本を広げる。コントレックスを半リットル持ち込んで…。今日は「日々移動する腎臓のかたちをした石」を読みました。幸せ〜、じわわーとゆっくり今日も村上春樹に浸りました。ふぅ〜。
今回の短編集は、すごく嬉しい。こんなに沁みる感じは久しぶりです。ひとつひとつ書きたいけど…。
「偶然の恋人」、かなり好き。プーランクは私も好きなのですが、この中にも出てきてすごくうれしかったぁ。この「彼」とはぜひ友人になりたいです。
村上春樹の小説を読んでいると、スパゲティが食べたくなったり、コーヒーが飲みたくなったり(そういえば、ツインピークスにはまってた頃は、ドーナツとコーヒーがものすごぉくおいしそうに見えたなぁ)しましたねぇ。もともとジャズもクラッシックも好きだけど、村上春樹の小説のおかげでいろんな曲を聴くようになりました。これも村上春樹を愛する理由の一つです。
ちょっと長くなりそうだけど…。
最初の村上春樹は「1973年のピンボール」。このタイトルと佐々木マキさんの絵に惹かれて手に取りました。すぐに「風の歌を聴け」を読んで、はまりました。後はずっと小説が出るたびに翻訳モノ以外はすべて買って読んでいます。(おっと、なぜか「シドニー!」だけはまだ読む気にならないなぁ)そうそう、「アンダーグラウンド」も未だに怖くて読めない。電車に乗れなくなりそうで…。

…と、ここんとこ毎日2時に寝て6時に起きているので、今日こそ12時過ぎには寝ようと思います。あれれ、もう少しで日が変わりますね〜。ではこのへんで。