ありがとうございました。ゆっくり休んでください。

 病名も告げられないままガンで母を送り、苦しんでいたとき目にした新聞記事。ああ、こんな気持ちを聞いてくれるところがあるんだ…。2年後、スクラップしたその記事にある電話番号におそるおそるかけてみた。それが「NPO法人ささえあい医療人権センターコムル」との最初の出会い。ゆっくりと電話で自分の苦しい思いを受け止めていただいた。凍っていた気持ちがほぐれてくる。調子に乗って、こちらからコムルの設立理念や思いを質問してしまう。最後に出たセリフが「何か私にお手伝いできることはありませんか?」。
 後から聞けば、相談者がボランティアで参加するようになったのは私だけ、だったらしい。
 わずか週1のお手伝いで、ニューズレターの折やはんこつき、フォーラムのお手伝いなど。。。あんまりお役に立ったとは言えなかったなぁ。
 それよりもどんどんコムルに集まるいろんな方々と知り合いになったり、スタッフの方々、代表の辻本好子さんとお話できるだけで楽しかった。特に事務所のみなさんと近所に出かけるランチタイム。まだまだ仕事もしていない、私としては暇な時期。馴染み?の定食屋さんにご一緒して、わいわいできる時間がほんとうに嬉しかった。
たくさんの思いを心にしみこませて、8月14日の辻本好子さんお別れ会に行ってきます。