貧困と麻薬と犯罪から子どもたちを救う

 音楽の持つ「力」の素晴らしさ。何度もこのブログに書いてきた。
 少し前に来日して、注目浴びた「エル・システマ」。

 街角の駐車場で、11人の子どもたちに楽器の演奏を教えることから始まったこの財団の活動は、1975年から。
 現在も、約25万人のメンバーと1500人の指揮者をかかえる大組織に成長し、貧困と麻薬と犯罪から子どもたちを救う社会活動として継続している。
 
 シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(SBYOV)の若き指揮者、グスターボ・ドゥダメル
 「希望」があれば、人は生きられる。もちろん、気持ちや思いだけでは立ち行かない。
 でも、始まりとそれを続ける力になるのは熱い「思い」と実行する「力」。
 そして、それはすべて「人」のもの。

 自分を信じる「力」。子どもたちに伝えるには、まず大人の私たちから。

 映画、スポーツ、音楽、絵画や観劇。すべて、私のたいせつな生活の一部。心のビタミン、私を支えるもの。
 
 ときどき挫けるけれど、また立ち上がれる。


マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番