9 エドワード・サイード OUT OF PLACE

 見逃していた1本。何でサイードが引っかかってきたか忘れたけど、見てよかった。
本棚にはまだ読んでいない「知識人とは何か」がある。映画の中で「祖国」を熱く語る難民と「潮流すること」を選んだサイードの比較が心に残った。規模は違うけど、「出身地」を聞かれていつも違和感を持っている自分にも重なるところがある。生まれた場所にも幼少期を過ごした町にも何も縁がないことはどういうことなのか。
エドワード・サイード OUT OF PLACE [DVD]