また借りてしまった…♪

 2週間の貸し出し期間で、だいたい3冊ずつ読んでいってる。読むのが遅い私にしてはハイペース。まだまだ図書館通いは続きそうです。
やっと熱が下って久しぶりに登校した娘も10冊も借りてたわ。(ちゃんと読んでいるのだろうか?)

 ●「ポーの話」いしいしんじ
 やっと読み終わりました。ちょっと強引だけど、「東京奇譚集」の村上春樹と「つぐみ」あたりの吉本ばななを足して2で割った感じ…(まったく意味の無い比喩かしら)。
色の無い町や町の中心を流れる泥の川…情景を浮かべながら宮本輝を思い出し…。
 いろいろ書きましたが、ほんとに面白かった!!題材も今まで読んだことのないものだったし、引き込まれました。中に出てくる、擬音がおもしろかった。他の作品も読んでみたいと思ったら、みぃんな貸し出し中でした。一つだけ予約。楽しみぃ。

 ●「半眼訥訥」郄村薫
 こういうエッセイを読んでいると、意外な発見があって楽しい。作者が京都の私立高校出身とか、バイオリンが弾けるとか…。そういえば合田雄一郎もバイオリン弾いてたよね。なるほど。彼女の作品の中で一番好きなのが「リヴィエラを撃て」。ロンドンに行った直後に読んだこともあって大興奮。2回も読んでしまった。その後「晴子情歌」も面白かったし、「新リア王」にも期待。でも「リヴィエラを撃て」みたいなの、読みたいわぁ。

 今日借りたのは、「姑獲鳥の夏」(はじめての京極夏彦、一番薄かった)、「白蛇教異端審問」桐野夏生、「時のかけらたち」須賀敦子、「おもしろ落語図書館」三遊亭円窓。ふふふ。