9 さらば復讐の狼たちよ

 久々のレイトショー。思ったより人が少ない。しかも両隣は男女ペア。左側の男性は映画中、高いびき…。
132分の長さを感じさせない、おもしろさ。社会への風刺、映画へのオマージュ、ジョークなど盛りだくさん。
やっぱり、映画はアジアだわぁ。チョウ・ユンファも美しくて、かっこいいし、監督兼主役のチアン・ウエンもかっちょいい。二人共声がいいよねー。「紅いコーリャン」のときのチアンは怖いイメージだったので、余計に面白かったかも…。
 映画中、うしうし(*^◯^*)一人で笑ってましたわ。私の楽しみはやっぱり映画やわぁ。

重い障害を生きるということ 高谷 清著

 常に何冊かの本を読んでいる。この何年かは仕事や研修のネタなど直接的かつ即戦的な書物が多い。
そんな中、久しぶりに感覚で「ああ…そういうだったのか」と腑に落ちる本に出会えた。
尊敬してやまない、感性も似ている女性から薦められ、すぐあっという間にに読んでしまった。

紹介文を抜粋する。
心身に重い障害のある人たちは、世界をどう感じているのか。生きがいや喜びはなにか。長年、重症心身障害児施設に勤務する意思がこの人たちの日常を細やかに捉え、人が生きるということ、その生を保障する社会について語る。

いちばん心が動かされた部分がここである。
『立体的存在である人間は三次元の空間に存在する。が、重症心身障害といわれる人たちは何らかの介助がなければずっと平面上に動かずに存在している。つまり平面の二次元世界で存在し、時間も感知しにくい状態にあると言える。』
彼・彼女らの状態ではなく、時間的空間的に捉えられるその感性にびっくりした。

そして、これは重症心身障害といわれる人たちだけの状態ではない。私もいつか平面の二次元世界で存在することがあると思う。
「人類戦士」のほんのしずくのようなお手伝いをさせていただいている者として、
少しでもこの言葉が気になった方には、ぜひともお読みいただきたい1冊。

重い障害を生きるということ (岩波新書)

重い障害を生きるということ (岩波新書)

8 阪急電車 片道15分の奇跡

 まいりました。涙ぼろぼろで目がぼってり。どこかで「小林」駅が好き!っていうコメントを読んだことがあって妙に記憶に残っていた。こんなに号泣できたのも久しぶり。カタルシス落とせたかな。妖艶な中谷美紀の背中と細くてながぁい戸田恵梨香の美脚にほれぼれ。(ここだけおっさんやん…)
 凛とした生き方、したいですわ。

阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]

阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]

5 間宮兄弟

 機内で見た映画その1。まぁ、こんなもんかしら。ご飯が得意な男子は良し。

間宮兄弟(通常版) [DVD]

間宮兄弟(通常版) [DVD]

6 すてきな金縛り

 飛行機の中でみた映画その2。もう西田敏行のキュートさにつきる。真っ暗な機内で涙流して笑ってました。いままでの三谷幸喜の中で一番!

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]

7 サルトルとボーヴォワール哲学と愛

 べたなタイトル。思ったより苦悩が描かれてなかった感じ。音楽はかっちょ良かったです。そこだけスタイリッシュ。
で、哲学を語るにはフランス語が似合う。

川端沿いの桜もいよいよ八分咲きです。

人生画力対決3

もう1冊はいつもの西原利恵子今回登場する漫画家さんはほとんど知らない人ばかり。が、最後のとりっぱぐれ2千万と10億ばなしは笑えるわぁ。

西原理恵子の人生画力対決 3 (コミックス単行本)

西原理恵子の人生画力対決 3 (コミックス単行本)